エアコンクリーニングって何してるのか?どんな作業かお答えします!!
今や一家に一台は必ずと言っていいほど設置されているエアコンは、お家の中で私達が快適に過ごしていく上で本当に欠かせない存在になっていますよね?
ところで、皆様は普段エアコンのお手入れってどうしてらっしゃいますか?
今やネットやCMなどの各メディアを通じ、自分でエアコンクリーニングを実施出来る商品や方法、ハウスクリーニングが幅広く周知されている時代です。
ご家庭の事情・個々の考え方が三者三様ある中で、エアコンの気流によってほこりやカビが室内に飛散する事を防ぐ上で、どうしてもエアコンのお掃除と言うのは欠かせないものになっています。
特に今のご時世では新型コロナウイルスの家庭内感染リスクもあることから、ナーバスになりがちです。
そんな中で、皆様はエアコンクリーニングってどうされていらっしゃいますか?
また、他のご家庭はエアコンクリーニングってどうされてるのか?お手入れは何をしているのかちょっと気になりませんか?
仮にエアコンクリーニングを業者にお願いする場合って何をしているのか?どんな作業しているのかな?って、実際にお願いされた方しか分かりませんよね?
そこで今回の記事では
- 他のご家庭ではエアコンクリーニングはどうされてるのか?
- お手入れは何をしているのか?を統計を踏まえて解説
- エアコンクリーニングって何故必要なのか?
- ハウスクリーニング業者にお願いした場合は何をしているのか?
- プロはどんな作業なのか?
について詳しく解説して行きます!
エアコンクリーニングってみんなどうしているの?
面白い統計ですが、一般家庭で実施されたエアコンクリーニングのお掃除に関するデータが示されます。
- エアコンの手入れはしていない 45.1%
- エアコンは自分でお手入れしている 54.9%
この割合を見るだけでも、半数以上の方はご自身で何かしらのお手入れしているのが分かります。実際エアコンのお掃除される範囲の割合も見てみましょう!
- エアコンフィルターの掃除する人 95.5%
- エアコン吹き出し口の掃除する人 59.5%
- エアコンのカバーの掃除する人 55.3%
- エアコン内部までお掃除する人 31.6%
この結果から分かる通り、エアコンフィルターは100%近くの方がお手入れを行い、約半数がエアコンの見える範囲はお掃除していますね。最後にエアコンクリーニングを業者にお願いしている割合です。
- エアコンクリーニング業者にお願いする 9.6%
- エアコンクリーニング業者にお願いしない 91.4%
このアンケート結果から約1割の方、10人中1人はエアコンクリーニングを業者にお願いしているという結果となっています。
ハウスクリーニング業者の立場から見ると『少し残念だな~』と思ってしまいました・・(笑)
ただ、この結果をご覧になった上でもう1つ見逃してはいけないポイントがございます。
それは、約7割の人は『内部まではお掃除されていない』と言う結果です。
それは何故でしょうか?
『内部までのお掃除は面倒くさい』と言うのが端的な意見ですが、実際には・・・
『エアコンの中がどれだけ汚れているかを知らない!!』と言う事実です。
お掃除をしない人、してても気が付かない人、大変多くいらっしゃいます。
臭い物には蓋をするという考えにはなってしまいますが・・・
目に見えるものだけを追いかけていても、真実にはたどり着けない事と同じで、次の内容で内部の汚れが酷い場合に考えられる悪影響についてまとめています。
エアコンクリーニングしないとどうなるの?
1.呼吸疾患の原因になる。
皆さんもご存じのように、エアコンのお掃除をしていないと内部には、『ホコリ』、『カビ』が多く付着しています。
これらが溜まった状態で使用すれば、『ホコリ』『カビ』が室内に拡散し、呼吸疾患のリスクが高くなることが医学的(カビ専門)にも立証されています。
例えば、エアコンを作動させた際に、咳やくしゃみが出るケースがあるかと思いますが、まさに『ホコリ』、『カビ』が原因と言えます。
このように、対策をせずに多くのほこりやカビが付着したエアコンを使用していると、送風によって室内にほこりやカビが蔓延致します。ほこりによる喘息や肺炎、カビによる皮膚疾患や様々な感染症の発症をもたらす可能性があり、小さいお子様がいらっしゃるご家庭、ご高齢の方がいらっしゃるご家庭の場合は、特に免疫力が無い、加齢による低下で感染リスクが高く注意が必要です。
クリーニングを行わずに使用していますと様々な病気のリスクを伴います。今年は追い打ちを掛けるようにコロナウィルスによる感染予防対策から、ご家庭の中でも3密になりやすい環境にもなるので注意が必要です。
2.ゴキブリが住み着く原因になる
エアコンにゴキブリが住み着いてしまう原因を知って頂く上で、簡単にゴキブリの特性について少し解説を致します。
ゴキブリは雑食で、あらゆる物を食べて生活します。
エアコン内部に置き換えると、その食料の1つが『カビや雑菌』です。
またゴキブリは、暗くて温かく、食べ物が有り、水が有り、かつ湿度の高い場所を好んで生活します。
このような特性を聞くだけでも、『エアコンの中はゴキブリが快適に生活する上で最適な環境』だという事がお分かり頂けるのではないでしょうか?
もしエアコンの中にゴキブリが住み着いてしまった場合、ゴキブリ特有の集合フェロモンを発し、周囲の仲間を引き寄せて巣を作ってしまいます。
フェロモンに引き寄せられて集まったオスとメスは交尾を繰り返し、そして卵を数多く産み落として繁殖していきます。そんなゴキブリのメスの繁殖力は驚異で、1生のうちに10~20回の産卵をすると言われています。
このような繁殖力から言えることは、エアコンにゴキブリが住み着かれでもしたら、確実にお家の中は大パニックです!
エアコンを使いたくも、近寄りたくもなくなりますよね?
ただ間違ってはいけないのは、ゴキブリの巣があるからと言ってエアコンの中にゴキジェット(殺虫剤)を噴射するような事は絶対にしないで下さい!
※エアコンの故障の原因や発火の原因にもなります。
エアコンクリーニングはどんな作業をしているの?
ここまでの記事をご覧頂き、エアコンクリーニングの内部を綺麗にする事が如何に大切であるのか?をご理解頂けたのではないでしょうか?
ただご家庭で内部の洗浄を行うには、大変ハードルも高くなり、故障してしまうリスクも懸念されます。
では実際に『業者にお願いしようかな?』とお考えになった際に皆さんが気にされるのは、『エアコンクリーニングは何をしているのか?』』『どんな作業を行うのか?』ですよね?
初めてご検討されている方にも簡単で分かりやすく解説して行きます!!
では早速エアコンの状態から見て行きましょう!
1.分解
エアコンの汚れの状態を確認します。まず実施する前に確認する事は、このエアコンが『従来型』か『お掃除機能付き』ではないかを確認致します。この機能があるかないかでお掃除に掛かる料金が大分変ってきてしまいます。
まずエアコンパーツを分解して行きます。今回の例ではお掃除機能付きのタイプでご紹介させて頂きますが、従来型のエアコンの場合はカバーを外せばフィルター付いているタイプが一般的です。外せる部品は全て外し、各部品毎に洗浄を行います。
2.分解したパーツの清掃
お掃除機能付きのタイプの場合、センサーが取り付けられている為、センサー部分に養生を行ってクリーニング行います。
※こんな感じです。
3.熱交換機のホコリの除去
熱交換は室内の熱を変換し、温風や冷風を送る為の大切な部品になります。ご覧のように目が細かい作りになっている為、洗浄を行う前にブラシを使用してホコリの除去作業を行います。
※ほこり除去の様子
4.養生
続いて高圧洗浄機による内部の洗浄を行うのですが、水が周囲に飛び散らないように養生を行います。
5.高圧洗浄
高圧洗浄機を使用し、洗剤を使用しながら満遍なく内部の洗浄を行います。
6.すすぎ
洗剤や中にホコリやカビが残らないよう、高圧洗浄機で満遍なくすすぎ洗いを行います。
7.本体の乾燥
洗浄後に内部に水滴が残らないよう、除湿を使用して内部の水の状況を行います。その時間に外装パーツのクリーニングや敷材の片づけを行います。
8.外装部品の取付
洗浄後に外装の部品を取り付けて作業は完了となります。
9.汚水の処理について
こちらはクリーニングの際に出た汚水ですが、洗浄時にはアルカリ性の洗剤をそのまま処理する事が出来ません。当社では店舗に持ち帰り、薬剤でphを中性に戻してから処理を行うようにしています。
すごく簡単にまとめていますが、作業時間としてはおおよそ1時間30分前後です。従来型の場合は、もう少し所要時間が短く済みますが、お掃除をご検討の際にはご参考にして頂ければ幸いです。
如何だったでしょうか?エアコンクリーニングでは何をしているのか?どんな作業をしているのかお分かり頂けたのではないでしょうか?
もしご自身でお掃除が大変なら?
冒頭でも申し上げましたが、エアコンを使う以上お掃除は絶対に欠かせないものです。
フィルターのお掃除をしっかり心がけているとしても、エアコンを長く使っていれば、次第に内部の奥深くまでホコリが溜まりカビの繁殖は避けられません。
こまめにお掃除をしているにもかかわらずニオイが気になり始めたら、内部まで汚れているサイン。
こんな時こそエアコンクリーニングはプロにお任せ下さい!
ご家庭では手がつけられない部分まで徹底洗浄する、ダスキンのエアコンクリーニングをおすすめします。
ダスキンならここまでお掃除します!
ダスキンのエアコンクリーニングは、専門知識を身に付け、研修を重ねたスタッフが担当します。エアコンクリーニングのパイオニアでもあるダスキンの実績は29年。国内各メーカーの新旧様々なエアコン機種に対応しています。サービス実施前には、ダスキン独自開発のカバーを使ってエアコンを養生。汚れの飛散をシャットアウトするだけでなく、洗浄時に発生する汚水も持ち帰るなど「安心・安全」のサービスをご提供します。
お掃除はエアコン本体の分解からスタート。各所にたまったホコリをバキュームで除去します。続いて、熱交換器やフィルターといった各パーツを、専用の資器材と薬剤を用いて独自の高圧洗浄技術でクリーニング。ニオイの元となるカビやホコリを徹底的に取り除き、洗剤も高圧水ですすぎます。もちろん、外装の汚れもていねいに除去し、最後各パーツに抗菌・防カビ処理を全てに施して、お掃除完了です。
サービスを詳しく知りたい方は、下記ページからエアコンクリーニングの詳細が確認頂けます!!
まとめ
如何だったでしょうか?
今回はエアコンクリーニングって何してるのか?どんな作業か?についてまとめさせて頂きました!!
エアコンクリーニングを必ずしもプロにお願いする必要はございませんが、重要なのは『クリーニングを行うべき理由』だと考えています。
エアコン内部の汚れは、やはり健康被害やゴキブリが住み着きやすくなる原因にもなり、今のご時世であれば新型コロナウイルスの家庭内感染予防対策としても、エアコンをお掃除する事は決して無駄ではございません。
是非この機会に、ご自宅のエアコン内部の汚れも確認されて見ては如何でしょうか?
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