キッチンシンク・水栓ボール・浴室の水垢や湯垢の落とし方でお悩みの方必見です!

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『水垢と湯垢』の原因は水道水だった!!簡単な落とし方をお掃除のプロがお教えします!!

水垢 原因 水道水

私達が生活をしていく上で欠かす事の出来ない「

この大切な水は「水道」を介し、ご家庭だけではなく、企業や公共機関に届けられ、人が生活する場所では必要不可欠と言える非常にありがたい存在です。

ご家庭で例えるなら、お風呂場、洗面所、キッチン、トイレを使用する時など、「水道水」は様々な場面で利用されていると思います。

ただ、そんな生活に欠かせない「水道水が、シンクや蛇口等に出来る「水垢の原因」になっていることはご存じでしたでしょうか?

水垢は水道水に含まれる成分が石灰化する事で、キッチンシンクで良く見られる白濁した症状として、浴室や洗面所の蛇口や鏡のウロコなどにも発生し、落とさずに放置すると知らず知らずのうちに『水垢』が硬化。いざ落とすの時には大変苦労されてた経験はございませんか?

水垢は放置すれば範囲が広がり、極めて酷い例として「水垢が原因で水道の蛇口を塞いでしまう』・・と言う事例もございます。

水道水が水垢の原因の事ばかり冒頭で触れてしまいましたが、水道水から出来るもう1つの垢として『湯垢』がございます。

湯垢は水道から出る水の主成分は同じですが、実は『湯垢』が出来る原因と汚れを落とす対策は『水垢』とは全く異なります!

そこで今回は、何故「水道水が水垢や湯垢の原因になってしまうのか?」を知って頂くため、まず水道水に含まれる成分を知り、発生する原因と最適な落とし方を解説致します。

  1. 『水垢』の原因は水道水だった!!誰でも簡単な落とし方をお掃除のプロがお教えします!!
  2. 水垢は『水道水に含まれる成分』が原因
    1. 『水垢』の成分とは?
    2. 『水垢』と『湯垢』との違い
  3. 『水垢』の落とし方
    1. 『水垢』を落とす際に必要な物
    2. 環境の準備
    3. 落とし方の手順
  4. 『湯垢』の落とし方
    1. 『湯垢』を落とす際に必要な物
    2. 環境の準備
    3. 落とし方の手順
  5. もし汚れが落せなかった場合は?
  6. まとめ
  7. ダスキン寒川町支店へのお問い合わせ

水垢は『水道水に含まれる成分』が原因

水道水の成分

水道水が何故「水垢や湯垢」の原因になるのでしょうか?

その原因を知るためには、まず水に含まれている成分を知っておきましょう!!

私達が使っている「水」は浄水処理場で多くの塩素で殺菌処理をしたあと、私達の水道の蛇口に届けられています。

皆さんがご存じの通り、水道水は「カルキ臭い・カビ臭い」などの特徴があり、飲料水として毛嫌いされる方は浄水器や煮沸消毒など、カルキ抜きをされて利用される方が多いかと思います。

水道水に含まれる成分
  • ナトリウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • カリウム
  • ケイ素

主に5つの成分で構成されています。また

水に含まれる4ミネラル
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム

これら4大ミネラルは、体を構成、維持、促進、改善などの働きなど、健康に生活する上で欠かせない成分を含んでいます。

ただ、水道水が含んでいる「健康に欠かせない成分の1つが水垢と湯垢が出来てしまう原因」となっています。

『水垢』の成分とは?

水垢の成分

4大ミネラルの1つの成分が「水垢と湯垢」が出来る原因になっているとお伝えしましたが、その答えがこちら!!

その水道水に含まれる成分は「カルシウム」です。

正式な名称は「炭酸カルシウム」と言い、主にその成分は「石灰」が含まれており、蛇口から出る水道水に溶けて混ざりあっている状態になっています。

石灰と言うと、学校の体育などでラインを引く石灰と同じです。

そんな水道水に含まれる炭酸カルシウムとは「石灰」の事を指しており、水道を使用した後にキッチン回りに水滴が残った状態で、水が蒸発して乾燥すると、灰色ががかった粉を噴いた蓄積物が出来ていませんか?

それは、水道水に含まれる炭酸カルシウムが乾燥し、「石灰状に固まってしまった事」が発生の原因となっています。

また水道水をポットで沸かした場合、水に含まれる「炭酸カルシウム」は70度以上で「炭酸塩」に変化し、その性質は水に溶けにくい物質へと変化します。

熱湯を入れていたポット・やかんの底に溜まる垢を「ホットスポット」と言いますが、このような「ホットスポット」が生じた理由は、水道水に含まれる「炭酸カルシウム」が「炭酸塩」に物質・性質変化したことが原因だと覚えておいて下さい。

ここまでが水道水に含まれる成分と原因のお話になります。続いて「水垢と湯垢」の違いについてお伝え致します。

『水垢』と『湯垢』との違い

『水垢』と『湯垢』

もう1つ、水道水が原因になる垢として、聞き覚えがあるかと思いますが「湯垢」がございます。

「水垢」は水道水が蒸発・乾燥する事で、その主成分である「炭酸カルシウムが石灰化した事が原因」とお伝え致しましたが、「湯垢」が出来る原因・背景・症状・落とし方が「水垢」とは全く異なる存在です。

例えば、お風呂場をお掃除をされている際、浴槽やタイル壁面の手触りがざらつく感じは致しませんか?

その手肌の感触によるざらつきが「湯垢」なんです!!

先程申し上げた通り「水垢」は炭酸カルシウムが石灰化した原因になりますが、「湯垢」は水の成分に含まれている「マグネシウム」が、私達が生活の中で出している「石鹸カス・歯磨き粉・皮脂と水道水が化合する」ことが原因で発生致します。

お風呂場では石鹸やシャンプーで身体を洗い、洗面所では手洗いや洗顔、歯磨きをする時に使われていらっしゃいますよね?

このような利用背景から分かる通り、浴槽や洗面所の水栓ボールの手触りが「ざらつく」と感じた場合は、「石鹸カス・歯磨き粉・皮脂」が水が化合した事が原因で出来た「湯垢」だとお考えなって頂いて間違いはございません。

ここまでのお話で「水垢」と「湯垢」では出来る原因・背景・症状が異なることがお分かり頂けたのではないでしょうか?

では、実際に「水垢・湯垢はどうやって落とせは良いのか?
具体的な落とし方を詳しく解説致します!!

『水垢』の落とし方

『水垢』の落とし方

初めに『水垢』の落とし方について解説致します。

水道水による水垢の主成分は『炭酸カルシウムが石灰化した事』であるとお伝え致しました。

その為、石灰を分解する方法を知れば、白濁した水垢の除去が可能となります。

炭酸カルシウムに含まれる石灰は『アルカリ性』の性質であり、『酸で容易に溶ける性質』がある為、『クエン酸』が含まれている洗剤を使うのが1番効果的です。

『水垢』を落とす際に必要な物

『水垢』の落とし方解説
水垢を落とす際に準備するものリスト
  • クエン酸スプレー(洗剤)
  • 手袋(使い捨てのゴム手袋でも可)
  • スポンジ
  • 布巾
  • ブラシ
  • マスク

落としを始める前の注意点として、クエン酸の濃度が高い洗剤を使用する場合は、酸の吸入による、咳、息切れ、喉の痛みを引き起こす可能性があるので、念の為マスクを着用して頂くのをおススメします!

環境の準備

念の為、換気扇や窓を開けて室内換気をするようにしましょう!

落とし方の手順

『湯垢』のお掃除手順
お掃除の流れ
  1. クエン酸を『水垢』に満遍なく吹きかけ、おおよそ10分程度浸け置いておきます。
    ※浸け置きにより、水垢の成分である石灰が溶け出すのを待ちます。
  2. 10分時間が経過したら、用意してあるスポンジやブラシを使い、水垢をこすり落とします。
  3. こすり落とした『水垢』を布巾で拭き取りをします。
  4. 頑固な水垢で落ちなかった場合は、クエン酸の濃度が高い物を使用するか、洗剤をキッチンペーパー等に吹きかけ、水垢部に浸け置きし、浸け置きする時間を長くする方法など、洗剤濃度と時間を変える落とし方を試して見て下さい!

『湯垢』の落とし方

『湯垢』の落とし方

続いては『湯垢の落とし方』について解説致します。

『湯垢』と『水垢』では、真逆の性質の洗剤を使用しなければなりません。

水垢は『アルカリ性』、『湯垢』の性質は『酸性』になっています。

その為、湯垢を落としたい場合は『アルカリ性の洗剤(重曹)』を使用する事が最も適していると言えます。

例えば、『これまで水垢汚れに重曹を使っていた掃除してた!』と言う方は、選ぶ洗剤が間違っているので、この機会に是非見直しをしてみてください。

重曹とは、『炭酸水素ナトリウム』の略称で、トイレの洗剤、お風呂の洗剤、衣類の漂白剤など、様々な用途に対して利用されています。

『湯垢』を落とす際に必要な物

『湯垢』の落とし方解説
湯垢を落とす際に準備する物リスト
  • 重曹(アルカリ性)
  • 中性の浴室用洗剤
  • ゴム手袋
  • スポンジ
  • 布巾
  • ブラシ
  • マスク

※重曹はアルカリ性の性質から、非常に手肌が荒れやすい為、必ずゴム手袋を着用するようにしましょう!!

環境の準備

『湯垢』の落とし前の準備

アルカリ性の洗剤を使用する際、必ず注意事項に記載されていますが、換気扇や窓を開けて、室内の換気を必ず行うようにして下さい。

※まぜるな危険にも注意が必要です!!
※アルカリ性と酸性の洗剤が混ざると、人体に有害な『塩素ガス』が発生致します。

落とし方のお話を見返して頂くとお気づきになるかと思いますが、『水垢には酸性洗剤・湯垢にはアルカリ性洗剤』を使用しているので、『水垢』と『湯垢』を落とす作業を行う際は、必ず日を分けて行うよう心掛けましょう!!

落とし方の手順

『湯垢』のお掃除手順
湯垢を落としの手順
  1. 垢を落とす前に、まず中性洗剤とスポンジを使用し、湯垢全体を1度水洗い致します。
  2. 重曹の粉を『湯垢』に振りかけ、『湯垢』をブラシで磨きます。目が細かい所などは『爪楊枝』があると便利です。
  3. 全体が泡立った状態になったら、水垢の時と同様に10分程度浸け置きし、湯垢が浮き上がるのを待ちます。
  4. 最後に泡立った洗剤(重曹)を水で流し落とし、湯垢が落ちていればお掃除完了となります。
  5. 落としきれなかった場合は、再度2の工程の浸け置き時間を長くする、目の細かいブラシに変えてみるなどして試して見てください!!

もし汚れが落とせなかった場合は?

もし汚れが落せなかった場合

それでも頑固な『水垢・湯垢』が落せなかった場合は、ハウスクリーニング業者にお願いして見るのは如何でしょうか?

水垢・湯垢が落ちなくてお悩みであれば、こんなサービスがおススメです!!

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水や油を頻繁に使うキッチンは水垢・湯垢で、汚れ方も非常にガンコ。こすってもなかなか落とし切れない油汚れやこげつき、見落としがちな細かい場所も残さず洗浄します。

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家族が毎日使う洗面所は水垢やカビ汚れがたまりがち。洗面ボウルはもちろん、蛇口まわりや鏡、キャビネットなど、隠れた場所までていねいに落とします。

また、洗面所クリーニングオプションの「汚れ防止コート」は、フッ素シリコーンを表面全体にコーティングし、カビや汚れがつきにくい状態をキープする為、普段のお手入れも楽になり、「水垢」や「カビ」の発生を抑える事が出来ます。

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お風呂場は水垢や湯垢、石けんカス、皮脂汚れ、カビなど、浴室はいろいろな汚れがたまりやすい場所です。

浴室クリーニングサービスなら普段のお掃除では手に負えないところも、プロが汚れの特性を見極め、状態に合わせてしっかり落とします。

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まとめ

まとめ

今回は「水垢と湯垢」が出来る原因と落とし方について解説させて頂きました!

記事の内容は参考になりましたでしょうか?

毎日使っている水道水の成分・私達が出している生活ごみが「水垢や湯垢の原因」であり、その「水垢や湯垢を落とす洗剤は異なる」と言う事が分かって頂けたのではないかと思います。

また、お住まいの地域により水道の水に含まれる炭酸カルシウムの成分量が異なりますので、どうしても水垢や湯垢の出来やすさには地域差がございます。

日々出来る対策は、濡れた箇所の水分の拭き取りを定期的に行い、石鹸カスや洗剤が残らないようしっかり水で洗い流すし、「水垢と湯垢が出来る原因を取り除くこと」が、発生させない対策にもなってきます。

是非、今回の水垢と湯垢の知識と落とし方を生活に取り入れ、日々のお掃除にお役立てて下さいませ!

ダスキン寒川町支店へのお問い合わせ

ダスキン寒川町支店

2つの方法がございます。

0467-75-6151

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『水垢と湯垢』が出来る原因と落とし方の記事(お掃除コラム)を見た!

とお伝え頂きますとスムーズにお話が進められます!!

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