トイレが臭い原因とその対策とは?あなたのお悩み解決致します!
トイレから発生する嫌な臭いでお悩みなら、その問題を私達が解決致します!
毎日ご家族で使用されているおトイレ、日々綺麗にされていらっしゃいますでしょうか?
どうしても生活には欠かすことが出来ないトイレ、普段からお手入れで綺麗にされていらっしゃる方も多いかと思いますが、表面的には汚れが見当たらなかったとしても、もし『トイレが臭い!』と感じられたとしたら、それは『下水・床・壁・便器』の4つのポイントが臭いを発生しているポイントであると考えられます。
では、何故『下水・床・壁・便器』が臭いの発生源になるのでしょうか?
他にも臭いが発生する原因は考えられるのかな?
などなど、トイレの臭い1つとってもあらゆる疑問点や悩み事が出てきますよね。
そこで、今回の記事ではそんな『トイレの臭いの元になるポイント』や、考えられる原因と対策として
- トイレの臭いの原因と対策 ~空間~
- トイレの臭いの原因と対策 ~下水~
- トイレの臭いの原因と対策 ~床・壁~
- トイレの臭いの原因と対策 ~便座・便器~
これら4つのカテゴリーに分けて嫌な臭いの原因を分析し、あなたが抱えているお悩みを解決する対策についてお答えしていきます!
トイレの臭いの原因と対策 ~トイレの空間~
まずはトイレの空間に於ける、臭いの発生原因についてお話をしていきます。
トイレの空間は様々な臭いが交じり合う閉鎖した狭い空間です。
そんな嫌な臭いの元は
- 排泄物の臭い
- 雑菌の臭い
- 下水の臭い
- 芳香剤の臭い
など、トイレ1つをとってもこれだけの臭いが入り混じった事が原因として挙げられます。
これらトイレ内で発生している臭いは、時間の経過とともにトイレの至る所に沁みつき、沈着してしまう事がトイレの空間で漂う臭いとなってしまいます。
お家の中で『水回り』として挙げられる場所は、トイレだけではなく主に『お風呂、洗面所、キッチン』など様々ございます。
何故このような事を申し上げたかというと、他の水回りの部位とトイレの臭いが発生する原因には非常に共通点が多いからです。
中でも、トイレは特に汚れや臭いが気になりやすい空間でもある為、普段からお手入れを念入りにされている方が多くいらっしゃると思います。
もし突然の来客で、『ちょっとトイレお借りします・・・』なんて言う時に、トイレが臭かったら嫌ですもんね?
と言う事で、ここから本題です!
そんな念入りにお手入れをされているトイレから、もし『嫌な臭い』を感じ取られたのなら、まず始めに『下水の臭い』から疑うようにしてみましょう!!
トイレの臭いの原因と対策 ~下水~
まず考えられるトイレの臭いの原因の1つ目は『下水』です。
下水の臭いだけでは分かりづらいですが、分かりやすく例えるなら『カビ臭い』臭いです。
この記事をご覧のあなたはご存じかも知れませんが、私達が生活で出している汚水は、各お家に設置されている下水管を通って、下水処理場にたどり着きます。
下水処理場では高度濾過と言われる方法で、生活汚水を綺麗にしてから、川や海に放出している・・と言う流れになっています。
これはトイレだけのお話ではなく、キッチン、お風呂、洗面所など、生活排水が伴う環境にある排水管もトイレ同様に、必ず1つの下水道に繋がっているという事です。
そんな事知ってるよ!・・とここまでは、小学校で勉強しているので何となくの理解です。
ただ、このような下水のシステムだからこそ言える事は、キッチン、お風呂、洗面所でも、『下水の臭い』を感じられたとしたら、これからお伝えする原因と全く同じ症状が考えられると言う事をお伝えしたかったのです。
つまり、『どの場面でも原因を共有することが出来ます!』
前振りが長くなってしまいましたが、1つずつ下水の臭いの原因と対策について解説して行きます。
封水切れを確認する
下水の臭いがトイレ内で発生する原因の1つ目は『封水』が切れている、と言う症状が考えらえます。
『封水』とは、下水管から虫や臭いを家に侵入することを防ぐ役割を果たす設備であり、別名『排水トラップ』とも言います。
キッチン・浴室・洗面所などの水回りなど、排水機能がある環境には必ずこの『封水』が備わっていますが、何らかの原因で機能不備を起こした事が下水の臭いが侵入してきた原因として考えられます。
機能不備とは、虫や下水の臭いをブロックする役割である封水が、何らかの原因により消失(蒸発)してしまった事で、下水の臭いや虫の侵入を防ぐバリケードが無くなくなってしまった状態を指します。
トイレの場合、目視で水位が極端に下がっている事が見受けれられたら、配管内が真空状態になり封水が流れ出てしまった可能性があります。
そんなトイレの封水が切れていた時の対策は至ってシンプルです。
トイレの便器に対して水を流し続ける事で、封水に水が溜まれば問題は解決する事が出来ます。
ご旅行や出張で長期ご自宅を不在にしていた時に封水が蒸発してしまう事も考えられますが、もし別の原因で『封水に水が溜まらない』場合は、排水管に問題があることが考えられます。
配管の詰まり、水漏れを確認する
もしトイレの便器に水を流しても封水に水が溜まらなかった場合、『排水管』に原因がある可能性が高いと考えられます。
排水管に問題がある場合は以下のような原因が想定されますが、主にこの3つが原因です。
- 排水管に異物が詰まっている(トイレットぺーパーなど)
- 排水管の壁面に汚れがこびりついている
- 排水管が水漏れしている
排水管の詰まり・排水管に汚れがこびりついている場合は、このような症状が発生致します。
- 流しても水が逆流する
- また水の流れが悪い
- 封水が溜まらない(水位が低い)
など、このような症状に確認出来ると思います。
大量にトイレットペーパーを流すと、水に溶けずに異物として詰まりの原因にもなりますし、そのまま汚れとしても排水管に残ってしまいます。他に小さなお子様のおもちゃを誤って落として流してしまうと言うケースも想定されます。
そんな排水管の詰まりをご家庭で対策する場合
- 水を流しながら、ラバーカップを使用し、詰まった異物を流す
- トイレ用のパイプクリーナーを使用し、排水管の汚れを溶かす
- 水漏れがある場合、止水栓を止め、直ぐに水道業者に連絡をする
昔ながらの方法ではありますが、1・2のどちらの対策もご家庭で簡単に実施することが出来る方法であり、対策アイテムもネット通販で気軽に購入する事が出来ます。
※下にリンクを張っておきますので、よろしければご覧くださいませ!
3の水漏れがあった場合は、無理に対処する事はトラブルの原因にもなります。出来る対策として、トイレの漏水が永続的に続かないように止水栓を止め(-ドライバーが必要)、直ぐに水道業者に連絡を取るようにして下さい。
また、あまりにも奥に入りこんだ異物の除去や排水管の汚れが酷い場合においても、無理はせずに『最寄りの水道業者』へお願いするようにしましょう!!
トイレの臭いの原因と対策 ~床・壁面~
続いて2つ目のトイレの臭いの発生元は床と壁面です。
トイレの床と壁の場合、以下の原因が考えられます。
その疑うべき原因は、『尿によるアンモニア臭と尿石』です。
男性は立った状態で用を足しますが、その尿が床や壁に飛び散ってしまう事が臭いの原因として考えられます。
飛び散っているかどうかを確認するのは肉眼では確認出来ませんが、雨水が地面に叩きつけらて跳ね返りが起こるのと同じ原理がトイレでも発生していると考えれば頷けますよね?
男性が如何に気を付けていても、水受けや便器に尿が跳ね返ってしまうことにより、飛散防止は不可避です。
ただ、男性だけを悪者扱いするのは実は間違った認識です!
昨今では男性でも座位姿勢で排尿する方もいらっしゃいますが、実は座った姿勢で用を足す女性の方が尿の跳ね返りが多いと言われています。
座っている姿勢だと、より水受けとの距離が近いことで跳ね返りが強い為、立った姿勢で用を足すのと比べて飛び散りがしやすく、また女性は用を足した後に便座を上げる事がないことから、便座の裏側が汚れていても気が付きにくいんです。
用を足すたびに、トイレをお掃除する人はまずいらっしゃいませんので、そのままお掃除を怠って放置してしまえば『床・壁面に尿が染みついてしまい』トイレ内で発生するアンモニア臭や黄ばみの原因にもなってしまいます。
では、そんな臭いが出ている床や壁に対し、どのような対策が良いかのを解説致します。
重曹を使用する
床や壁紙の材質によっては、色落ちの原因になるなる可能性がありますが、塩ビ素材などであれば問題はございません。
尿の黄ばみは、重曹(アルカリ性洗剤)は使用するのが有効です。
※重曹その性質から、非常に手肌が荒れやすい為、必ずゴム手袋を着用するようにしましょう!!
- 重曹を大さじ1杯程度、200㎖のぬるま湯に溶かします。
- 重曹を溶かしたぬるま湯をスプレーボトルに入れます。
- 雑巾に吹きかけて拭き掃除をします。
セスキ炭酸ソーダを使用する
重曹では落ちない頑固な尿による黄ばみはセスキ炭酸ソーダを使用する方法がございます。
アルカリ性の洗剤ですが、重曹よりもphの値が高い為、ご使用の際には必ずビニール手袋を使用するようにしましょう!
- セスキ炭酸ソーダを大さじ1杯程度、500㎖の水に溶かします。
- セスキ炭酸ソーダを溶かした水をスプレーボトルに入れます。
- 雑巾に吹きかけて拭き掃除をします。
- 落ちない場合は、キッチンペーパーに洗剤を吹き付け、汚れを浸け置きにします。
- 10分程浸け置にし、汚れが落ちたのを確認出来たら乾拭きで洗剤を拭き取ります。
※洗剤の成分で白く残ることがございますので、よくふき取りを行うようにして下さい。
壁用の消臭スプレーを使用する
床や壁の材質の問題で強い洗剤が使用出来ない場合は、消臭スプレーを使用する方法が適しています。
ただ、素材に適していない消臭スプレーを壁に掛ける事で、壁紙の劣化や剥げのリスクが伴いますので、必ず壁用の製品を使用するようにしましょう。
製品はスーパーやドラッグストア―、ネット通販でも気軽に手に入れる事が出来ます。
また、私達ダスキンでもトイレの壁に適したスプレーをお取り扱いしていますので、宜しければ下記リンクよりご覧下さいませ。
トイレの臭いの原因と対策 ~トイレ便座・便器~
トイレの便座・便器に関しても、床や壁面同様に臭いの原因になっているのは『尿石によるアンモニア臭』が主になってきます。
他にも便器の水たまりの壁面に黒ずみが見られる場合は、雑菌が湧いてきたことによって出来た汚れです。
また、雑菌は水回りでは増殖しやすく、臭いの原因にもなります。
便器と床の接合部や便器の裏側など、死角になっているポイントもチェックすることが大切です。
普段から臭いや汚れを気にされて対策されていればさほど苦労はしませんが、強いアンモニア臭が発生していた場合は通常のトイレ用洗剤(アルカリ性)では汚れや臭いを落とせない可能性が高いです。
時間が経過すればするほど臭いの強さも、汚れを落とすのも大変になって来ます。
そのため、早期の対策と適切なお掃除をすることが解決に結びつきます。
酸性洗剤を使用する
一般的に、トイレの洗剤で使われている成分はアルカリ性のタイプが主になっています。
ただ、尿石はアルカリ性の汚れである為、アルカリ性のトイレ用洗剤では落とすことが出来ません。
そのため、尿石による便器・便座の黄ばみと臭いを落とすには酸性のトイレ用洗剤を使う事がおススメです!
酸性の洗剤を使用する事で尿石を溶解することが出来ます。
注意点として、アルカリ性の洗剤で落ちなかったからと思って、酸性の洗剤を使用すると、塩素ガスが発生し大変危険です。
酸性のトイレ用洗剤も消臭スプレーの時と同様に、スーパーやドラッグストア、ネット通販でも気軽に手に入れる事が出来ます。
また、私達ダスキンでもトイレ用(酸性洗剤)をお取り扱いしていますので、宜しければ下記リンクよりご覧下さいませ。
重曹を使用する
床や壁紙の時にも触れておりますが、重曹(アルカリ性)を使用する方法もございます。
酸性の尿石をアルカリ性の重曹で溶かすイメージですね。
※重曹その性質から、非常に手肌が荒れやすい為、必ずゴム手袋を着用するようにしましょう!!
- 大さじ1杯程度の重曹を便器の尿石のまわりふりかけます。
- トイレ用ブラシで重曹を溶かしながら黄ばみをこすり落として溶かします。
- トイレのノブで水を流し、黄ばみ汚れが落ちているか確認します。
- 重曹を大さじ1杯程度、200㎖のぬるま湯に溶かします。
- 重曹を溶かしたぬるま湯をスプレーボトルに入れます。
- 雑巾に吹きかけて拭き掃除をします。
トイレの臭いの原因と対策 ~床・壁~の項目でもご説明致しましたが、酸性の洗剤を使用した後にアルカリ性の洗剤を使用すれば、塩素ガス発生の危険性するため、日常のお手入れとキッチリと尿石を落とす日は分けて行うことをおススメ致します。
もしトイレの汚れや臭いが落とせなかった場合は?
それでもこびり付いてしまったトイレの臭い、尿石を落とせない場合はございます。
また、そんなトイレのお手入れでこのようなお悩みはございませんか?
- 『トイレの便器の水受けに付いている黒ずみが落とせない』
- 『慢性的にトイレが臭いので改善したい』
- 『トイレの床や壁に黄ばみが染みついているので落としたい』
- 『トイレをしっかりお掃除する時間が取れない』
などなど、『臭いの原因になってしまう尿石が落とせなかったり』『忙しくて念入りにお掃除する時間がどうしても取れない』というお悩みを抱えているあなたは、プロのハウスクリーニング業者にご相談すれば、トイレに関するそのお悩みを解決出来ます!!
業者さんによりますが、現地調査や見積もりを無料で行っているので、まずはご相談する事が大切です。
そんな時はプロにお願いするようにしましょう!!
ダスキン寒川町支店のトイレクリーニングでは、今回の記事でご紹介させて頂きました臭いの原因だけでなく、トイレ全般のクリーニングを実施しています。
尿石や黄ばみ、黒ずみ、カビなど、普段のおそうじではなかなか落とし切れないガンコな汚れをすっきりキレイに取り除きます。最後にしっかり除菌して、汚れがつきにくいトイレに仕上げます。
また、「オプションの「汚れ防止コート」をご利用頂くと、フッ素シリコーンを表面全体にコーティング。汚れがつきにくい状態をキープするから、普段のお手入れがぐっと楽になります。
記事のまとめ
如何だったでしょうか?
トイレに入った時、臭いの発生となるべき疑われる原因がお分かり頂けたのではないかと思います。
冒頭でも触れていますが、トイレのお手入れを気を抜いていて時に急な来客があり、トイレを借りて使用した際に『トイレの臭い』がしていたら嫌ですよね?
もちろん逆の立場でも同様です。
毎日使用されるトイレを綺麗にする事はとても大変な事であり、またその綺麗を維持するのもさらに大変です。
ご覧頂いたあなたは、臭いの原因と対策を日頃から実践し、臭いの発生しないトイレの環境づくりにお役立ていただければ幸いです。
今回の記事でご紹介させて頂きました、トイレの臭いの原因と対策を最後に纏めさせて頂きました。
- トイレの臭いの原因は下水と尿石を疑うようにしましょう!
- 便器の水は雑菌の繁殖を促進し、臭いの原因となる
- 便座・便器・接合部など死角の汚れもチェックすること
- 尿石はアルカリ性のトイレ用洗剤や重曹を使って対策しよう
- それでもトイレの汚れと臭いが落とせなければプロにお願いしましょう
ざっくりと纏めるとこんな感じではないでしょうか?
トイレはご家族の中で1日に何度も使用され、人生の中で数え切れないほど利用頻度の高い環境とも言えます。
何となく使われていたのであれば、これから日々ちょっとした気づかいを行う事で、トイレを清潔に保っていけるのではないでしょうか?
店舗へのお問い合わせ
2つの方法がございます。
よりお問い合わせ下さいませ。
お電話でお問い合わせの際は
お掃除コラムの
『トイレが臭い原因とその対策とは?あなたのお悩み解決致します!』記事を見た!
とお電話でお伝え頂きますとスムーズにお話が進められます!!
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