エアコン内部がどれだけ汚れているかご存じですか?衝撃の事実を動画でお見せします。
皆様もご存じの通り昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、テレワークや極力外出を控えるなどお家での生活時間が長くなった方が増えています。
お家で長く過ごすことは家庭の環境を見直しするきっかけとなり、「より住まいを快適に過ごしやすい環境にしたい」とお考えになる方も比例して増えた傾向が見られます。
多くの方々が衛生意識が高まっていることが顕著に表れていると私たちが実感出来ることとして、「当店の2021年4月のエアコンクリーニングのお問合せが前年の3倍」と言う事実がございます。
もちろんエアコンだけのお話ではなく様々のサービスの受注増から分かることとして「住まい全体を綺麗にしたい」と思われる人が増え、ハウスクリーニング業界全体にも大きな影響をもたらしています。
ですが、今もご自身でエアコンのフィルターや外観をお掃除をされたり、お掃除機能付きエアコンを使っているからと安心しきっている方が大多数いらっしゃいます。
今回の記事では
- ご家庭に於けるエアコンクリーニングの統計
- エアコン内部の汚れの真実
- エアコン内部の汚れが及ぼす私たちへの影響
について解説を致します。
ご家庭に於けるエアコンクリーニング統計データ
まずご家庭に於けるエアコンクリーニングのお掃除に関する統計データが示されます。
統計時期は2020年6月になりますので、まだ今ほどの新型コロナがまん延していない時期ですが是非ご参考下さい。
- エアコンの手入れはしていない 45.1%
- エアコンは自分でお手入れしている 54.9%
半数以上の方はご自身で何かしらのお手入れしているのが分かります。
実際エアコンをお掃除される範囲の割合をご覧下さい。
- エアコンフィルターの掃除する人 95.5%
- エアコン吹き出し口の掃除する人 59.5%
- エアコンのカバーの掃除する人 55.3%
- エアコン内部までお掃除する人 31.6%
この結果から分かる通りエアコンフィルターは100%近くの方がお手入れを行い、約半数がエアコンの見える範囲はお掃除しています。
次にエアコンクリーニングを業者にお願いしている割合です。
- エアコンクリーニング業者にお願いする 9.6%
- エアコンクリーニング業者にお願いしない 91.4%
最後に業者にお願いしている頻度を見て見ましょう。
- これより少ない頻度 14.8%
- 半年に1回 11.3%
- 1年に1回 39.0%
- 1年半に1回 9.6%
- 2年に1回 14.2%
- 3年に1回 13.5%
統計データは下記リンクを参照しております。
統計データから見えることとは?
このアンケート結果から「10人中1人はエアコンクリーニングを業者にお願いしている」という結果が分かります。
さらに1年後にエアコンクリーニングを再依頼する割合は5割と非常に高い数値です。
冒頭お話したようにご家庭での衛生意識の高まりが顕著に表れたデータです。
もし今同じ統計を行えば、業者に依頼する方の割合は増えているものと考えられます。
この統計結果をご覧になった上で1つ見逃してはいけないポイントがございます。
それは「約70%の人はエアコン内部はお掃除されていない」と言うことです。
エアコン内部がどれだけ汚れているか多くの人が知らない
ご自身でお掃除する方でエアコン内部までお掃除されない方はこのような理由です。
- 定期的にエアコンクリーニング業者にお願いしている
- 機能付きエアコンだからと安心し、お掃除は必要ないと思っている
- 内部までお掃除するのは面倒くさい
このような理由です。
定期的に業者にお願いされていれば良いのですが、「機能付きだから安心されている人・エアコン内部まで手を付けられていない方はエアコン内部がどれだけ汚れているか知らない」と言う事実です。
そこでエアコン内部がどれだけ汚れているのかを正しく理解して頂く上で動画をご用意致しました。
エアコン内部がどれだけ汚れているか動画でご覧下さい
こちらは私たちが実際にお掃除機能付きエアコンを内部洗浄した時の動画です。
ご覧頂ければ直ぐにお分かり頂けると思いますが、内部から「溜まったほこり・カビ」が大量に流れ落ちてくることが映像から分かります。
このように汚れが溜まった状態でエアコンを作動すると、私たちの生活や健康に及ぼす被害は大変甚大なものです。
洗浄時時にエアコンから出た汚水
こちらは内部洗浄後の汚水の写真です。
動画からもお分かり頂けた通り、内部クリーニングをしていないとこんなにも黒い汚水が出てきます。
ほこりやペットの毛等は人の動きで室内天井へ舞い上がり、人の活動していない夜間帯にエアコンに降り注ぎます
気づかない内にエアコンの表面にほこりが被り、内部に汚れが溜ってしまっていると言うケースが殆どです。
お掃除機能付きを過信してはいけない
こちらが今回洗浄動画でご紹介したお掃除機能付きタイプのエアコンです。
そもそもお掃除機能とは「フィルターに付着したほこり」をキャッチし、ダストボックスに集めてくれる機能です。
定期的にダストボックスに溜まったほこりはご自身で処理しなければなりません。
またエアコン作動中はお掃除機能が働きますが、ほこりがエアコン内部に侵入はフィルターのある前面からだけではありません。
エアコンは送風口や上部・側面など、あらゆる隙間からほこりは侵入してしまいます。
特にペットを飼われている・キッチンがある部屋に備え付けられているお部屋のエアコンの場合、ペットの毛や調理時に飛散した油煙がエアコンフィルターを超えて内部まで侵入するので酷く汚れてしまうケースが多いです。
お掃除機能ではカビの発生は防げない
お掃除機能が備え付けられていたとしても、エアコン内部へのカビの侵入・繁殖を防ぐことは出来ません。
日本は特に高温多湿の環境であることからカビ発生率が高く、温度環境は20~30℃で高湿度の環境を好み増殖します。
梅雨や冷房使用時のエアコン内部は、このようなカビが喜ぶ高温多湿の環境が整っています。
写真のようにエアコンの吹き出し口「フィン」に黒いポツポツ=カビを発見されたら、内部の「ファン・熱交換器はカビが大量に繁殖している」ことが容易に想定出来ます。
間違ってもエアコン内部をスプレーで掃除してはいけない
最近はご自身で簡単にエアコンをお掃除できることを謳った「エアコン洗浄スプレー」が市販されています。
ドラッグストアやネット通販で簡単に手に入れる事が出来、誰でもエアコンの内部洗浄が出来るメリットを謳ってはいますが、使い方を誤れば大変な危険性を伴う製品であることをお伝え致します。
- 火災の原因
- カビ増殖の原因
- 詰まりの原因
このようなエアコンスプレーに潜んでいるリスクをしっかりと把握することは、住まいの安全を守る上必要不可欠です。
火災の原因
最近はご自身で簡単にエアコンをお掃除できることを謳った「エアコン洗浄スプレー」が市販されています。
誰でも簡単にエアコンの内部洗浄が出来るメリットを謳ってはいますが、1つ使い方を誤れば「火災の原因・カビ増殖の原因」になります。
トラッキング現象と言い、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで漏電し発火する現象です。
つまり、エアコン内部の電装部品にほこりが溜まっている状態で洗浄液が付着してしまうと、トラッキング現象が発生しエアコンから火が上がってしまいます。
昨年もyahooニュースで数多く取り上げられていた話題なんですが、どのご家庭でも6~9月の梅雨~夏の時期はエアコンを日常的に使用する機会が増えるため、使用前にお手入れでエアコンスプレーを使用した事が原因による火災が数多く発生しています。
カビ増殖の原因
また、カビ増殖は「洗浄スプレーがエアコン内部に残留したこと」で発生します。洗浄液が残らないようにする事は分解して拭き取りでもしない限り現実的には不可能です。
一時的には洗浄スプレーが発する良い臭いの成分で綺麗になった気がします。ですがそれは落とし穴であり、のちのち「カビを増殖させる原因」となります。
詰まりの原因
エアコン内部にある熱交換機のアルミフィン汚れている状態でエアコンスプレーを使用すると、ほこりや毛・カビ・油などエアコン内部の汚れがスプレーの水分で固まるだけでなく、外の配管(ドレンホース)に押し込まれて詰まりの原因となります。
詰まった状態でエアコンを運転すると、室内に水漏れが発生する恐れや、効きが悪くなること温度を調整することで電気代の悪化を招きます。
- 自身でエアコンを分解して汚れを取り除く
- 業者に内部を高圧洗浄してもらう
この2つしか解決方法がございません。分解方法や組み立て方法が分からない人は破損の原因にもなりますので絶対にやめて下さい。
お掃除機能は大変複雑なもの
お掃除機能付きエアコンの内部構造は大変複雑なものです。
機能が無い通常タイプのエアコンに比べ、電子基板の複雑さから適切なポイントへの養生や分解の知識や技術が必要です。
大変なリスクを伴いますので、間違ってもお掃除機能付きは自身でお掃除しないことを推奨いたします。
エアコン内部のほこりやカビが私たちに及ぼす被害
エアコン内部にほこりやカビなどの汚れが溜まったまま使用すると、私たち人や住まいに様々な被害を及ぼしてしまいます。
呼吸疾患・皮膚トラブルの原因
日本の気候は高温多湿である為、私たちの健康や体調維持を行う上でエアコンは必要不可欠な存在です。
先程の動画をご覧の通り、エアコンの内部には使用頻度に関係なく「ほこり・黒カビ」が大変多く溜まってしてまいます。
汚れや菌が溜まったまま使用されると「ほこり・黒カビがお部屋中に飛散」するだけではなく、吸い込んで肺に侵入すれば呼吸疾患を引き起こすリスクが高くなることが医学的(カビ専門)に立証されています。
例えばエアコンを動かされた時に「咳やくしゃみが出てしまう」ことがございますが、それはまさに「内部にほこり・黒カビが溜まっている証拠」です。
エアコン送風によって室内にほこりやカビが飛散した事が原因により「喘息・肺炎・皮膚疾患様々な感染症の発症」を発生させる恐れがあるので、特に抵抗性の低い赤ちゃんや小さいお子様がいらっしゃるご家庭、ご高齢の方がいらっしゃるご家庭の場合では感染リスクが非常高く注意が必要です。
ゴキブリなどの害虫が住み着く原因
ゴキブリは「暗く・水や食べ物が有り・温度と湿度の高い環境」を好んで生活をしています。
ゴキブリは雑食であらゆる物を食べて生活しており、エアコン内部に溜まっている「カビや雑菌」を餌にしています。
このようなエアコンの環境はゴキブリにとって最適な住処であり、エアコン内部洗浄時に「カビを餌にするゴキブリや多くの虫が出てきたケース」もございます
もしエアコンの内部にゴキブリが入られた場合のリスクとして、ゴキブリ特有の集合フェロモンを発して周囲の仲間を引き寄せ、住まいに巣を作られる可能性もあります。
ゴキブリは様々な病原菌を媒介する非常に有害な害虫であり、あなたの住まいは大変大きなリスクにさらられてしまいます。
このようにエアコン内部洗浄を行って綺麗にすると言うことは、ご家族の病気発症・ゴキブリなどの害虫発生リスクの軽減となり、あなたの大切な家庭を守ることにも繋がるのです。
エアコン内部の汚れでお困りなら
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ゴキブリのエサにカビや雑菌をプロの資器材と高圧洗浄によって徹底的に洗い落とします。
カビや雑菌の抑制をするオプションの「抗菌コート」もおススメです!
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まとめ
今回の記事では「エアコン内部がどれだけ汚れているのか?」をより分かりやすく知って頂く上で写真ではなく動画でご紹介させて頂きました。
エアコン内部が汚れていることで私たちの生活に及ぼす影響とは
- 病気のリスク
- 害虫発生のリスク
がございます。
新型コロナウイルスによるお家時間が長くなった方で環境改善をお考えの際は、是非エアコンの内部洗浄を一度ご検討されて見ては如何でしょうか?
最後までご覧頂きありがとうございました。
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下記連絡先にお電話を頂くか、お問合せフォームに必要事項をご記入の上お気軽にお問い合わせください。
万が一私たちのサービス地域外(県外など)であったとしても、当店よりあなたの住まいの近くのダスキンハウスクリーニング加盟店へのご紹介サービスを無料で行わせて頂いておりますのでお気軽にお問合せ下さいませ。