浴室タイルの目地のカビの取り方をお掃除のプロがご紹介！！｜ダスキン寒川町支店｜スタッフブログ

浴室のタイルの目地に付着しカビ、水垢などは非常に落ちにくく、市販の浴室用洗剤では除去出来ません。カビを落とすには、塩素系の漂白剤を使う必要があります。

塩素系漂白剤を使用する場合は、浴室の窓や換気扇を回すなど、十分に換気を行って頂き、手足をしっかりと保護して行うようにしましょう！！

こちらの記事では、お掃除初心者の方からベテランの方まで簡単に取り入れられる浴室タイルのカビの落とし方をお掃除のプロがご紹介致します。

浴室タイルの目地のカビ発生を予防するには
＼しっかり換気をしましょう／

浴室の目地発生するカビを抑えるには、こまめにお掃除もそうですが、「換気」をすることが大切です。

カビは空間を漂うほこりが湿ることによってカビが発生しやすくなるからです。換気をするなら毎日最低３時間程度行うようにしましょう！！

換気扇を24時間回して頂く、もしくは日中であれば窓を開けて換気して浴室が感想留守とカビの発生がかなり防ぐことが出来ます。

浴室の目地にカビが生える原因は、ほこりと湿気だけではありません。
お風呂場にカビが生える汚れにはこんな物があります。

意外に思われるかも知れませんが、例えばこんなもの……

私たちが体を洗う時に使う石鹸類（固型・ボディーソープ、シャンプー、リンス等）は、カビにとっては恰好の餌になります。

石鹸カスが悪影響を及ぼすのはカビの発生だけではありません。

石鹸カスはゴキブリの餌にもなり、カビもゴキブリの餌となり栄養となります。

ゴキブリを浴室に寄せ付ける原因にもなりますので、入浴後にしっかり洗い流すだけでなく、お掃除の時にも洗い残しがないかチェックをしましょう!!

※浴室にゴキブリが発生する原因は下記リンクで詳しくご紹介しています。

もう１つが体を洗った際に出る、皮脂・垢・髪の毛もカビの栄養となり発生原因となります。

皮脂・垢は洗い流せば良いのですが、排水溝や浴室エプロン内部に溜まりやすい髪の毛が赤カビとなります。

お掃除の際にはこまめに除去することをおススメ致します。

浴室目地のカビ取りを真夏の暑い時期に作業するのはとても大変な事。
例えば温度や湿度がカビが発生しにくい時期にお掃除して頂くことがベストな時期です。

このような事を踏まえて、適切な時期にカビ落としに着手して頂くのがおすすめです。

浴室タイルのカビ落としでおススメの時期

１．春（４～５月）・秋口（１０月〜１１月）
２．梅雨〜夏は２週に１度は浴室のタイルもお掃除する
３．お掃除する際は防カビ剤も使用する

カビは湿度が60％を超えると繁殖を始めると言われております。
熱や湿度が籠りやすい浴室は、特に梅雨や夏時期は湿度が60％を軽く超えてきます。

放置すれば２～３週間でカビ菌が活性化し、繁殖する可能性が高いです。

カビは赤カビ・黒カビ等、目に見える状態になった場合は、すでにカビ菌が繁殖した状態です。
普段のお掃除の中でカビが目視で確認出来なかったとしても、日ごろから浴室のカビが生えやすいポイントしっかりお掃除しておけば問題はありません。

さらに浴室タイルのお掃除後は防カビ処理も行っておけば万全です。

それではここからは実践
浴室タイル目地のカビを落とす際に準備するものをご紹介致します。

ここからは実際に浴室タイルのカビ落としの作業手順を部位ごとに解説致します。

浴室の壁全体にシャワーでお湯をたっぷりと掛けておきます。
浴室用洗剤を表示通りに薄め、デッキブラシ（柄付ブラシ）またはナイロンのブラシに洗剤を付けながら壁全面を洗います。
タイルの目地の部分のカビ汚れは、メラミンフォームのスポンジを水で湿らせて、目地のカビ部分をこすり落とします。
※平織の布（ジーンズ等の固めの布）でこすり落とします。
その後、浴室壁全体にシャワーで水を掛けて残った汚れやカビ、洗剤分を洗い流し、風通しを良くして乾燥させます。